クリーン化分科会 報告

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2019年7月31日、2019年度第1回クリーン化分科会として、新菱冷熱工業株式会社中央研究所にて見学会および講演会を開催しました。見学会では、新菱冷熱工業株式会社の基盤技術である、極微量成分分析技術,流体シミュレーション技術,温熱環境測定解析技術,音響・振動制御技術,腐食診断技術を基に、現在、同社が取り組んでいる最先端の開発テーマについて説明を受けました。実際に開発が行われている現場で、現物を体感しながら、開発担当者本人から、設計思想も含めて個々のテーマについて詳しく説明をして頂き、非常に良く理解できました。講演会では、室内空気質をテーマとして2件の講演をして頂きました。「花粉測定法および抗原曝露システム」では、これまで報告例がほとんどない、スギ花粉やヒノキ花粉の粉体工学的な諸物性(粒子径分布,粒子密度など)の測定結果や気中濃度測定法の比較検討結果が報告され、それを基に流体シミュレーション技術などを駆使して設計された花粉症治療薬の臨床試験などに用いる抗原曝露システムが紹介されました。「室内PM2.5の実態と対策」では、人にPM2.5センサーを装着して日常生活をさせ、人間の行動とPM2.5曝露との関係性を調査した結果や、空調方式の異なる建築物内のPM2.5の実測調査結果などが紹介され、その結果を基に健全な室内空気質を維持管理するための対策指針について報告されました。いずれも空気中に浮遊する粒子状物質の中で関心の高い対象であり、参加者の間で活発な議論が行われました。

以上
カテゴリー: 活動報告, クリーン化分科会