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第1回環境エネルギー・流動化分科会

2014年5月29日

  • 九州工業にて(後ろが流動層乾燥装置)
    九州工業にて(後ろが流動層乾燥装置)
  • 技術講演する高島氏
    技術講演する高島氏
  • JSR研修所講演風景
    JSR研修所講演風景
  • JSR研修所にて
    JSR研修所にて

 

日時:平成26年5月28日 12:30-16:30
場所:九州工業、テクノポリマー
出席者:24名(会員18名、協賛会員2名、会員外4名)
第60回環境エネルギー・流動化分科会は、奈良機械殿のご尽力で、流動層乾燥装置の製作過程と実際に40年利用されている乾燥装置の見学を実施した。
通常見ることができない、工場製作中の世界最大級の流動層乾燥装置や見学が難しい化学メーカの稼動装置を間近に見ることができた、希少な見学会となり、参加者の満足も大きいようであった。
1.(有)九州工業 鈴鹿工場
奈良機械が受注した、世界最大級の流動層式PVC連続乾燥装置の製作現場である。ほぼ姿が完成しており、見学にあたっては、間近にその威容を見ることができた。100m2の流動層は巨大であるが、通常焼却炉などを見慣れていることから、80℃程度の温度で稼動する装置の雰囲気は大きく異なる。
九州工業は、ステンレスやチタンなどの加工を得意としており、薄板でひずみ無く構成された本体に技術力の高さが見てとれた。
2.(株)テクノポリマー四日市事業所
JSRの子会社でABS樹脂を生産している工場である。ここでは、研修所をお借りして、奈良機械高島氏の流動層乾燥装置の概要の講演の後、事業所内の乾燥装置を見学した。バッチ式の流動層乾燥装置は40年も現役で稼動しており、奈良機械の技術力の高さが見て取れた。
見学終了後、名古屋駅近くで意見交換を実施した。

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