干し柿と柿霜(しそう)

秋の果物として先ず頭に浮かぶのはカキ(柿)。

そして、秋が深まると干し柿も出てきます。
干し柿の表面には白い粉が付着して(吹いて)いて、
時としてカビと間違われることがありますが、
この白い粉はカビではなく、柿霜(しそう)
と呼ばれる果粉の一種です。

砂糖の何倍も甘いといわれ、
甘いお菓子の少なかった昭和30年ころまでは
干し柿は子供が喜ぶおやつでした。
また、柿霜は甘味料というだけではなく、
口内炎、咳止め、咽頭痛のくすりでもありました。

干し柿は甘柿からはつくれません。
秋が深まって寒くなる頃、渋柿の皮をむき、
日当たりと風通しがよい、
雨のかからない軒先などに紐で吊るし、
半月から1ヶ月ほどおいておくと干し柿になります。

暖かかったり、雨に濡れたりすると、白い果粉ではなく、
緑色のカビが生えたりするので注意が必要です。

最近は道の駅などで干し柿用の渋柿も販売されていますので、
干し柿つくりに挑戦されてはいかがでしょうか。
(2014年10月メルマガより)

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